久しぶりに通天閣へ写真を撮りに行きました。
今年通天閣は、100周年を迎えました。
1912年に開業した新世界は、遊園地や通天閣(初代)や芝居小屋や映画館があったそうです。その後、第二次世界大戦中に、火災などで、通天閣が解体されてしまいます。そして、大阪大空襲で新世界は壊滅してしまいました。
それから、徐々に地元住民が復興に尽力を注ぎ、1956年に現在の通天閣ができ、新世界が復活していったそうです。
高校生の頃、じゃんじゃん横丁へ友達と遊びに何度か行ったことがありました。
お目当ては、今は無き弓道場。弓で的を当てるのが楽しくて友達と遊びに行っていました。帰りは必ず千成屋(今も健在)でカルピスを飲んで帰るのが常でした。
その頃の新世界は、異質な雰囲気がすごくあり、怖そうなおじさんとは顔を合わせないようにして歩いたものです。
現在は、その頃の面影が残る所も少なくなり、行くたびに、観光地として健全な街に変化しています。
遊びに行きやすくなったのはもちろんいいことなんだけれど、私はいつも、その頃の記憶を呼び覚ましてくれそうな街の片隅を探してしまうのです。
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