最近のマイブ-ムは“レオナルド・ダ・ヴィンチ”
謎の多い人ってどうしてこうも魅力的なのか...
以前、イタリアのウフィッツ美術館で観た「受胎告知」は
美しく、神々しい絵だった。
でもその時はレオナルド自身についての興味は
それほど強いものではなかった。
きっかけは先月、東京の六本木ヒルズに杉本博司の写真展を観に行った時、
レオナルド・ダ・ヴィンチ展「レスタ-手稿」が同時に開催されていた。
あくまでもそれを観ることはついでだった。
ところがとても興味深く、驚かされるものばかりだった。
芸術ではなく科学の分野で研究してきたノ-トで、
それはそれは細かく記され、鏡面文字を使うなど少し異常さも感じられた。
それにしても、500年も前となると研究するために必要な道具なども
それほど無かった時代に、どうしてあそこまで正確な
研究結果を残せたんだろう。
もし、現代に生きた人ならどれ程の功績を残せたんだろう。
長い年月を越えてレオナルドの直筆ノ-トを見ていることにとても感動した。
現在、それらはあのビル・ゲイツ氏が所有している。
きっと恐ろしく高い金額で買い取ったんだろう。
それ以来、レオナルド自身のことを知りたくて本を読み始めた。
でもいろんな説があり、読むほどにはまっていく。
当分、レオナルドへの興味は続きそうだ。