私、以前かわいいというだけで
「ショウガラゴ」という
手のひらに乗る小っちゃなおサルを飼ったことがあった。
特殊な動物を飼うのでそれなりに知識を集めて飼っていたけど
結局は死なせてしまった。
死なせてしまったときに、本来、野生で生きるべき動物を
知識のない私が飼ってしまったことをとても後悔した。
今でも時々思いだしては懺悔したい気持ちになる。
先日、「世界ウルルン滞在記」で、メガネザルの保護を手伝うためにフィリピンへ
水野美紀が行っていた。ショウガラゴとは種類は違うけど姿がとてもよく似ている。
メガネザルは絶滅の危機にさらされていて、保護し繁殖をさせて野生に返す
ことをほとんどボランティアで活動している人がいる。
一方では、めずらしい動物だからと入場料をとって
写真撮り放題、さわり放題の動物園にしてお客で賑わっている。
メガネザルは私が飼っていたショウガラゴと生態は似ていて
夜行性でカメラのフラッシュをたくさん浴びたりたくさんの人にさわられたり
することは大変なストレスで寿命も縮まる。
でも、私がしたことはこちら側と変わりない。
胸が痛い。
番組の最後に、保護と繁殖をさせているところが
寄付金を募っていたので、わずかなお金を振り込んだ。
こんなこと、ただの自己満足にしかならないけど、、、